8月2日、我が家の愛猫・翔さんが4度目の手術を受けた。
診察で肛門腺に異常があるとわかり、
処置が必要だった。
大きくなっていた目の上のコブのようなできものが、
肥満細胞腫だとわかったため、
あわせて切除することになった。
肛門腺とは
肛門腺は、肛門を中心にしたとき4時と8時の位置にある穴で、
腸内に肛門嚢という袋みたいな器官を持つ。
特有の匂いがあってタールのように粘度が高い分泌液をためている。
このタールは、うんちに混じって排泄されるらしい。
便秘と肛門腺
肛門腺がたまりすぎると破裂して皮膚が破けることがある。
破裂を避けるために、
定期的に肛門腺絞りをしているワンちゃん猫ちゃんも多いと聞く。
翔さんは、もともと便秘持ちだが、
これまで肛門腺を気にしたことがなかった。
ところが、腸内にタールがたまりすぎて、出口が狭くなり、
便秘を引き起こしていたようだ。
尿結石の専用フードを食べると便秘がひどくなって下剤を常用していたため、
必要以上に便意を催してイキみすぎていたことも原因かもしれない💦
症状
4日ほど排便がなく、
何度もトイレに行くが出なかった。
イキんでいるとき、肛門にさわってみたところ大きく膨らんでいて、
大きなうんち?が詰まっているようだった。
2日うんちが出ないと、ひまりはヤキモキするが、
夫は便秘を甘く見ていて、
「今に出るだろ」といって、なかなか病院に連れて行こうとしなかった(怒)。
7.5キロの翔さんをひまりが一人で病院には連れていけないため、
何度も説得して、ときには嫌味を言われるなどして、
ようやく病院に行った。
診察の結果、タールや便のかき出しが必要だったが、
嫌がって暴れるため、手術となった。
単なる便秘がおおごとになって、
さすがの夫も、「便秘は放置できないんだな」と理解したらしい。
その点はまじで良かった。
肥満細胞腫は4回目の手術
肥満細胞腫は腫瘍の一種。
ただ、猫の皮膚の肥満細胞腫は良性のケースも多いらしい。
詳しいことはこちらの記事から。
小さなものはあちこちにあるが、大きくなったものは切除してきた。

①しっぽ(背中側)・・・手術
②お腹 ・・・手術
③わき・・・ステロイドで完治
④耳の中・・・手術
⑤目の上・・・今回の手術
どうやら、体質的にできやすいらしい。
内臓にできる肥満細胞腫は悪性のおそれがあるため、油断できない。
かかりつけ医が手術の腕が良いため、任せているが、
高齢で持病もあって麻酔のリスクが上がるため、今回は不安だった。
手術は無事完了
手術は無事おわったが、痛々しい見た目になっていて、
本当に申し訳ないと思った。
もう少し早めに切除できればよかったのかもしれない。
ただ、本ニャンはあまり傷を気にしていないようで、
食欲もあるのが救いだ。
ちなみに、手術費は以下のとおり。5万2090円。

病理組織検査がなかった分、思ったよりちょっぴり安かった。
また、頑張ってライティングしないと。。。
まとめ
今回のまとめは、
便秘も甘く見れないんだよ、夫くん。ということかな。
暑いと化膿しやすいらしいから
しっかり管理して、治して、抜糸に持っていきたい。
おまけ
病院の行き帰りで腹が立つことがあった。
もう何年もタクシーやレンタカーで病院通いしてるけど、
いままで、こんな運転手にあったことない。
動物好きの運転手と話が弾むことも多かったのだが。
こっちは迷惑かけないよう、細心の注意払ってのせてるんだ。
暑いトランクに、荷物のように猫入れるという発想が信じらんない。
しっかり呪いかけておきました。
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