猫が糖尿病になって「インスリン治療を始めるかどうか」を決めるとき、治療費がどのくらいかかるのか気になりますよね。
翔さんのケースをご紹介!
下記のレシートは、翔さんがお世話になっている動物病院でもらったもの。

1回分の単価は400円です。14回分で5600円になっていますね。
翔さんのかかりつけ医は、注射器にインスリンを入れた状態で処方する方針。
1単位でも5単位でも値段は変わりません。

インスリンが増えても同じ値段なので、それはありがたいのかな?
ただし、注射器とインスリンの薬剤の入った小びんをそのまま処方されるケースのほうが一般的です。
糖尿病に欠かせない尿検査の費用
レシートでは、尿検査が1回900円になっています。高いですねー。
尿糖は自宅でもある程度把握できます。
最近は、病院での検査は「ここぞ」というときだけお願いするようにしています(^_^;)。
↓うちで使っている尿検査紙。人間用です。

便利なので猫ちゃんが糖尿病だと言われたら用意しておくと良いかもですネ。
便秘や血糖値を下げる飲み薬の分が1210円。合計8320円です。まじで高いですわ。
動物病院によって治療費はそれぞれ
人間の場合はこまかく診療報酬が定められているので、
保険の範囲内なら日本のどこで病院にかかっても料金は同じになりますよね。
ところが、動物病院の治療費は各病院で決めています。
日本獣医師会は、
独占禁止法にもとづき獣医師の団体や獣医師同士が協定して料金を設定することを禁じています。
価格競争を導入してユーザーの利益を守ろうとしているようです。
ユーザー側にしてみれば、みんな同じのほうがありがたいです。
動物病院ごとに治療費が違うので、費用がいくらかかるのかを前もって予想できないのは大きなネックです。
「保険きかないし、高そうで行けない」と思ってしまう人もいるんじゃないか、とひまりは思います。
ネットでみるインスリン代
ネットで見ると、インスリン製剤とシリンジを両方処方されて、
自宅で計量して注射している人のほうが多い模様。
インスリン製剤は300単位入りのランタスで4500円ほどだったという例をみつけました。
ランタスのシリンジは7本×4袋=28本セットが1500円程度で販売されてるとか。
この例だと1本あたり54円!
「注射器+製剤」を初めて処方されたときのお会計は6000円位になりそうですね。
一回分を計算してみた
ランタス300回分が4500円だとすると、1単位は15円。
3単位打つなら1回45円です。
注射器が54円だとしても、1回約100円で済みますね。1カ月毎日打つなら3000円。
5単位を1日2回打つ場合なら、15円×5単位×2回=150円。
注射器2本込みで1日258円でインスリン治療ができる計算です。1カ月だと約7800円。
1度に6単位以上打つことはないらしい(獣医さん談)
プロジンクの口コミ
最近インスタで、プロジンク1本1万6000円っていう人の投稿を見ました。
2021/5/9追記)最近インスタで下記のような値段を見つけました。
・プロジンク(10ml)・・・1万2000円
・プロジンク用シリンジ・・1本80円
インスタ界隈ではプロジンクを使っている人が多いと感じます
プロジンクは猫専用インスリン。
これまでできなかった0.5単位ごとの調整できるのがメリットです。
朝晩2回だけではなく、1日3回以上打つことも可能。
とはいえ、猫注射のために1日3回以上自宅にいられる人ばかりではないでしょう。
製剤の使用期限は2カ月だけど、
実際は1.5カ月くらいしか効かないという口コミもありました。
後半は効きが悪くなってくるわけですね。
🐾
翔さんの動物病院は1本400円なので、
毎日1回打つなら1カ月分で400×30=1万2000円。
2回打つなら、2万4000円です。
高いですけど、
自宅でボトルを管理しなくて良いのは良いのかも。
我が家の獣医さんは、いつも新しいものを出すことにこだわっているようです。
インスリン注射、決して安くないですよね。
猫を飼って最後まできちんとお世話をしようとすると、
安くない医療費がかかります。
猫を飼うなら最後まで責任を持とう
安易に猫を飼うのは絶対にやめてくださいね。
責任を持てる人だけが、猫をお家に迎えて、幸せにしてあげてください。
コロナが収まったら、
猫が病気になったから、
そんな理由でお世話をするのをやめる人は、
絶対に猫を飼わないでください。
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