猫のインスリン注射をするコツ

インスリン注射猫のこと

猫が糖尿病になって、インスリン注射をすることになった飼い主さんは不安でいっぱいになる。

ひまりもそうだった。できるのかな、と思った。

イメージトレーニングをしてみたりもした。

でも不器用なひまりにもできたよ。

1回や2回、失敗することもあるかもしれないけど、

糖尿病は長くつきあっていく病気だから。

毎日打っているうちに絶対に慣れるから大丈夫。

インスリン注射はむずかしくない

猫のインスリン注射って、もちろん動物病院で指導された手順に従って実施するのが基本だけど、

プロじゃない飼い主さんだからこそ、獣医さんのアドバイスじゃなくて、

おんなじ飼い主の経験が聞きたいってこともあるんじゃないかなあ。って思うんだ。

この記事は、ブログリニューアルしたときに一度削除したんだけど、

やっぱり、この記事が必要な飼い主さんがいると思うから、再アップします。

インスリン注射の手順は

猫にインスリン注射をする手順は普通、こんなふうになる。

  • インスリンの準備をする
  • 注射器に必要な量を移す
  • 打つ場所を消毒する
  • 実際に注射する

インスリンの準備をする

たいていの場合は、動物病院からインスリンのボトルと空の注射器(シリンジ)を処方される。

インスリンは衝撃を受けると結晶がこわれてしまうから、慎重に取り扱うことが大切。

インスリンは冷蔵庫で保管しよう。

注射を打つときに冷蔵庫からボトルを取り出して、

手のひらでゆっくり転がして液体のかたよりをなくそう。

インスリンが冷たいと猫ちゃんが痛みを感じやすくなるらしいから、

手のひらで温めることも意識しよう。

注射器に必要な量を移す

ボトルに注射器を突き刺して、獣医さんに指示されたメモリまでインスリンを移す。

空気が入らないように注射器の針を上向きにして、多めに吸い取って押し戻すといいよ。

もしも空気が入ってしまったら、針が液体のなかにあることを確認したうえで、

注射器をそっと指で弾くようにすると空気が抜ける。

翔さんの場合

翔さんのかかりつけ医は、注射器にインスリンを移した状態で処方する方針。

実際のインスリンの注射器

インスリンは古くなると効きが悪くなるらしい。

いつでも新しいインスリンを必要な分だけ渡してくれる我が家の獣医さんは、

良心的なのかなと思う。

注射をする30分ほど前に冷蔵庫から取り出してきて、注射器を手のひらで転がして準備する。

朝8時に打つので7時半には起床。

注射を打つ場所を消毒する

インスリン注射は、猫のどこに打つかによって効きやすさが変わってくるという報告があるらしい。

インスリン注射は皮膚と筋肉のあいだの皮下に打つ必要があるので、最初のうちはつまみやすい部分を選ぶと良いかもしれないね。

猫の皮膚をつまむ

猫ちゃんには皮膚が伸びやすい子とそうではない子がいるよう。

翔さんは皮膚が伸びないタチなので、打てる場所を探すのが大変。

翔さんの姿勢が変わると、決めた場所に打てなくなることもある。

場所を決めたら毛をより分けて皮膚を消毒。

長毛の猫ちゃんなら慣れるまで動物病院で毛をそってもらうのも1つの方法。

注射する

注射は猫の背後から打つのが基本。

前方から打つと猫が走り出したときにぶつかってケガしてしまうかもしれないから。

注射はスピーディーに済ませる必要はない。むしろ、一つ一つ確かめながら打つことが大切。

ランタスやレベミルなどヒト用インスリンの注射器は、針が斜めにカットされている。

注射の針

長い方を上にして打つと痛みが少ないらしい。

注射器のメモリの書かれているほうが長くなっているから、ひまりはメモリを上向きにして打ってるよ。

注射を打つ方向に注意

もちろん、猫がどう感じているのかはわからない。

うっかり、指に針を刺したことがあるけど、結構痛かった💦

猫専用インスリン・プロジンク

ランタス用のシリンジはメモリが 1単位ずつ刻まれているけど、

プロジンクなら1.5単位とか1日4回とか、打つ量をこまめに調整できるらしい。

残念ながら、ひまりはプロジンクを使ったことがない。

記録する

インスリンは毎日同じ場所に打つと効きが悪くなり、しこりができてしまうから、

毎日どこに打ったかを記録しておくことをおすすめします。

管理人は自分で作ったチェック表で記録を取っている。

うっすら前日の記録が透けてるけど、ケガした記録なんかもとっておくと便利。

インスリンを打つ場所

最初に獣医さんにインスリン注射の打ち方を教わるときは、

皮膚がよく伸びてつかみやすい首筋に打つように指導されるのが一般的。

慣れてきたら、前足や後ろ足の付け根あたりも狙い目デス。

皮膚が伸びやすく、良く動く部分で薬剤がたまりにくいため。

個体差もあると思うので、

インスリンの効きが悪いなと思ったときには、獣医さんに相談しよう。

猫の糖尿病は、長くつきあっていく病気だから、

「どんな症状のときに何単位打ったのか」「どこに打ったのか」を記録しておくと、

後々の治療に役立つことがあるかもしれない。

失敗しがちなポイントはココ

1.針が突き抜ける

2.猫が途中で逃げ出す

3.毛細血管を傷つける

針が突き抜ける

つまむ部分が少なかったり猫ちゃんの皮膚が薄かったりすると、

針が皮膚を貫通して向こう側に突き抜けてしまうことがある。

注射をしたあと皮膚が濡れているなら、もれてしまった可能性もある。

だけど、失敗したと思っても絶対に打ち直しするのはNG!!

どのくらい体内に入ったかわからないから、打ち直すと低血糖になる可能性がある。

低血糖になると、死んでしまう可能性もある。

注射をしたあと、皮膚が濡れていないかどうか確認しておくと良いかも。

猫が途中で逃げ出す

インスリン注射は比較的痛みが少ないっていわれてるけど、

嫌がる子もいると思う。

我が家の翔さんも、ときどき「シャー」と怒ったり、ピクリと動いてしまったりすることがある。

猫ちゃんが注射の途中で脱走してしまったら、

明らかに針が刺さっていなかった場合を除いては、打ち直しをするのはやめたほうがいい。

毛細血管を傷つける

注射したあとの針に血がついていることがある。

毛細血管を傷つけたからみたいだけど、けっこうビックリする。

心配なときは獣医さんに相談しよう。

翔さんにインスリン注射をするときの儀式

ひまりの場合ー。

メインクーンの場合、インスリンも二人がかりになる
  • 注射器のフタを外して匂いをかがせ、「インスリンだよー」と声がけします。
  • 決まった場所に連れていきます。
  • 翔さんは大きいので注射も二人がかりです。夫婦のどちらかがホールド係になります。
  • ホールド係が「注射打ったらご飯あげるね」という呪文を繰り返し唱えているすきに注射!
  • 打ち終わったら、たくさんほめてご飯をあげます。

インスリン注射の動画

実際に注射している動画をご紹介します。

刺さるところは写っていません。

猫も飼い主もすっかり慣れたので、

決まった場所でなくても打てるようになりました。

低血糖に要注意

インスリンを打ったあとは低血糖になる可能性がある。

糖尿病になっても急性発作が出ない限り即死しないけど、

低血糖になったら命にかかわるよ。

注射の前後には必ずご飯をあげよう。

インスリンには複数の種類があるから、

何時間後にピークになるのかを知っておく必要があると、

ひまりは思う。

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