猫を飼うなら猫トイレとその砂は必需品。一度使い始めたら、なかなか簡単には変えられないアイテムなので、最初にじっくり検討して選びましょう。
翔さんが使っている猫砂
翔さんは鉱物系のトイレ砂がお気に入り。ざくざく掘れるのがいいのでしょうか。ずっと↓の商品にお世話になっています。

砂が広範囲に飛び散りやすいのと細かいホコリが舞うのがネックですが、消臭力も高く、しっかり固まるのが魅力です。

1袋5キロなので、4袋セットだと20キロ。かなり重いです。配送ドライバーさん、いつもありがとう(>_<)!

「ニオイをとる砂」には、軽量タイプや香りつきのもの、おしっこで色が変わるものなど、いろいろなバリエーションがあります。
システムトイレを使ってみた!
猫トイレはとても進化しています。おしっこの状態がわかりやすくなるシステムトイレもあるようです。採尿しやすいという評判にひかれて、管理人も使ってみることに。
翔さんはからだが大きいので、カバー付きのトイレはつかえません。 トレー型のシステムトイレを購入してみました。
システムトイレって何?
システムトイレとは、下のイラストにもあるように、2層式になっている猫トイレのこと。「一週間取り替えなしでもニオわない!」って、ほんまかいな。

トイレの上段が「スノコ状」になっていて、おしっこは素通りして下の段に。うんちだけがスノコに引っかかる仕組みです。
下の段に敷いた専用シートがおしっこを吸い取るので、あとはそれを捨てるだけ。片付けの手間は省けそうですネ。
トイレ砂は、おしっこがしみない専用チップを使用します。 普通のトイレ砂だとおしっこがしみてしまうので下に流れていきません。
おしっこを採尿するときにも不純物が混じってしまいます。

砂、というイメージではないです。公式サイトには木片と記載されていますが、 プラスチックみたいな感じ。すのこ状になった上段の隙間から下のトレーに落ちないようにするため、粒は大きめです。
システムトイレで採尿する方法は
採尿するときは、まず専用シートを外してトレイをきれいにします。猫ちゃんがおしっこしたら、下のトレイにたまったおしっこを別容器などに移します。
猫砂が汚れていると細菌が混じってしまうため、採尿のたびに新しい砂に交換する必要があるんデス。
コスパがいいとはいえないですね。おしっこするタイミングに合わせるのも難しそうです。
このシステムトイレは「採尿に便利」というよりは、
多忙で長期間トイレを掃除するのが難しい人向けの商品なんじゃないかと思います。
「一週間取り替えなしでも」とうたっていますが、
口コミを見るとニオイを気にする飼い主さんも多い様子デス。
衛生面も気になります。
猫ちゃんの体にトイレから細菌が侵入すると膀胱炎などになってしまう可能性も。
トイレ砂をかいた手を猫がなめることを考えると、猫トイレはこまめに掃除したいものですネ。
採尿にはコスパと手軽さが大切
翔さんは結局、システムトイレを1度も使ってくれませんでした。
たとえ使ってくれたとしても、採尿のたびに新しいトイレ砂を用意するのは不経済だなあと感じました。
普段のおしっこ用にシート代もかかりますし、維持費が高額になりそうです。
採尿用として使うのは不向きです。
翔さんがトイレに行くたびに何をしたのか、いそいそと見に行って回収している管理人にとって、このシステムトイレはあまりメリットがなさそうです。
採尿は糖尿病の猫の健康管理に欠かせないものなので、コスパも大事。今採りたい!と思ったときに、気軽に採れるという視点は重要です。
トイレやトイレ砂選びは最初が肝心
猫はデリケートなので、トイレが変わると排泄を我慢しがちです。そのため、トイレやトイレ砂の種類を簡単には交換できないこと少なくありません。
トイレを洗いたいときやトイレ砂を入れ替えたいときは、ニオイがついた古い砂を少量取っておいて新しいものに混ぜると良いでしょう。
トイレ砂はいつでもきれいにしておきたいもの。長くお世話になるものなので、低コストで気軽に取り替えられる砂を選ぶことをおすすめします。
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