簿記3級試験に欠かせないのが、電卓です。
ネット試験の会場に持ち込めるのは、電卓と身分証明書だけ。
電卓の選び方は試験結果に影響しますが、
人によって向き不向きがあると思います。
今回は、ひまりが簿記3級ネット試験に向いていると思う2種類の電卓の違いを紹介します。
取り上げる電卓2種
この記事で取り上げる電卓は以下の2種類です。
どちらも実際に使った経験があります。
CASIO JS-20WK

今回のネット試験で使った電卓です。
【特徴】
・弱い力でも反応するため、力がいらない
・音が静かでカチャカチャしない
・アンサーチェック機能つき(1回目と2回目の計算があっているとOKと表示)
・計算に使った数字の数が表示されない
SHARP EL-G37
今まで使っていた電卓です。
写真残ってなかったんで、アフィリエイト画像で失礼します。
実は、6が押せなくなったので買い替えました。
なぜ6のみが・・・なぞ💦
【特徴】
・音は出ないが、ややカチャカチャする
・計算に使った数字の数が表示される
・日数計算ができる
簿記試験に持ち込める電卓
簿記試験に持ち込める電卓は、計算機能(四則演算)のみができる種類です。
ただし、下記機能は認められています。
日数計算、時間計算、換算、税計算、検算
逆に、下記機能つきの電卓は持ち込めません。
印刷機能、メロディー機能、プログラム機能、辞書機能
選び方のポイント
CASIO JS-20WKとSHARP EL-G37はどちらも、
簿記3級試験の条件を満たし、使いやすく人気もあります。
どちらが向いているかを判断するポイントは下記の4つです。
1)打音が気になるかならないか
2)日数計算が必要か
3)検算の方法
4)ディスプレイの角度
それぞれ説明します。
打音が気になるかならないか
ネット試験会場は静かなんで、
電卓の音が響いて申し訳ないなって思う人は
CASIO JS-20WKをおすすめします。
SHARP EL-G37も静音機能はありますが、
ややカチャカチャします。
日数計算が必要か
CASIO JS-20WKには日数計算機能がありません。
日数計算は主に、
減価償却費や、未払や前受などの評価勘定の問題で使います。たとえば、
x3年8月1日に購入した建物をx5年12月31日に売却した
当期はx5年4月1日~x6年3月31日
決算仕訳では、期首までの月数と当期分の月数を計算しなきゃなりませんが、
これがスピーディーに計算できないと困るわけですね。
そしてひまりは日数計算が苦手なんですね。
SHARP EL-G37を持っていたときも、指で!計算してたけど、
日数計算機能を使いこなせていたら楽だったのかなあと思います。
検算の方法
検算が一番重要な場面は、
ネット試験の場合は、第3問の精算表や財務諸表ですね。
当期純利益とか繰越利益剰余金なんかを計算で出すとき、
結構な量の数字を合計します。
検算の方法は人によって違うと思います。
CASIO JS-20WKでも検算はできますが、
ひまりは、何個足したのかが割と気になります。
1回目合計したとき、何個数字を足したのかわかれば、
その時点である程度、間違っている可能性を把握できますが、
CASIO JS-20WKは2回全部合計しないと、
合ってるかどうかわからんのです。
電卓スキルがある人なら良いんでしょうが、
試験時間が限られるネット試験では、
足した数字の数がわかるSHARP EL-G37のほうが使いやすいと思います。
ディスプレイの角度
電卓本体とディスプレイの角度は、
SHARP EL-G37のほうが深く、座ったまま見やすいです。
CASIO JS-20WKでもそれほど気になるわけではありませんが、
電卓本体とディスプレイの角度が浅いので、
のぞき込むカンジになります。
1秒を無駄にしたくない人は、
SHARP EL-G37がおすすめです。
まとめ
ひまりは、SHARP EL-G37を長年使っていたので、
SHARP EL-G37のほうが向いていると思いました。
ただし、向き不向き、いる機能といらない機能は人によって違うと思います。
簿記用の電卓って結構高いので、
失敗したーって思っても気軽には買い換えられないですよね。
それと、CASIOとSHARPでは、キーの配置がかなり違います。
どっちかに慣れている人は、
急に変えると慣れるまで大変かもしれません。
何かの参考になれば幸いです。
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